4月6日(火)に兵庫県豊岡市にある
鉄橋の工事現場を見てきました
その鉄橋は 北近畿タンゴ鉄道宮津線 円山川橋梁
昭和4年に国鉄宮津線として
架けられたものを 架け替えるということでした
なんでも 全国的にも眼面しい
横取工法とかいう方法らしい
302メートルの総トラス式鉄橋を
現場の横で 組み立て
7.5m横にずらして 設置するというもの
2時間かけて 移動させたそうです
ちなみに この日は見学ツアーが組まれていて
seemoも参加予定でしたが
遅刻してしまい 参加できずでしたw
ただ あとから聞いた話ですと
参加者も 移動の瞬間は見れなかった
(既に終わっていた)とのこと
seemoは 直接現場に向かっていれば
見れる時間にいけたのですが
何を思ったか 寄り道してしまい
見れずでした(何やってんだかw)
円山川橋梁 上流側から 下流側を見ています
円山川橋梁 下流側より 上流側を見ています
古い橋脚の 切り取られたあとが 生々しい
古い方の鉄橋は まだ一部残っていました
この鉄橋 この日の朝は 新しい鉄橋の場所あったんですよ
1時間かけて この場所に移動させたんだそうです
もうちょっと引いた場所から
切り取られた鉄橋 河川敷においてありました
切断された線路が痛々しい
お役ゴメンの橋脚
撤去の運命です
古い橋脚から 仮の橋脚まで
旧の鉄橋を移動し
新しい橋脚の上で組み立てられた
新の鉄橋を 7.5m移動する
この間3時間なり
新しい橋脚は まだ浮かんでいるように見えますが
どうやらこの高さで固定されるっぽい
というのも そもそもが6年間の災害が
架け替えの始まりのようです
2004年10月20日(水)に日本列島を襲った
台風24号の影響で円山川が氾濫し
豊岡市街が水害にあったのを
ご記憶の方も多いでしょう
その大災害をうけ 治水対策として
橋桁を3m上昇させ 橋脚を半減させるのを
目的として 全額国費負担で工事が行われてきました
周辺環境工事も含めると あと1年ほど架かるようですが
メインの鉄橋の入れ替えが終わり
8日(水)からは 営業が再開されます
これで工事は一段落ですね
しかし 見たかったなぁ
阪神なんば線の安治川橋梁の工事は
早朝から 見てたんやけど
そうそう 夏には 餘部橋梁の入れ替え工事も
あるそうで
気になるなぁw
ちなみに 近畿タンゴ鉄道宮津線には
別に有名な橋梁があります
由良川橋梁といいます
大正13年に出来たもので
その長さ なんと552m
23本の橋脚で支えられ
水面からの高さが 6.4mと
低いのが特徴です
一部列車は 橋梁を通過するときに
スピードを緩め 概要を説明するサービスを
行ってたりもします
車窓の景色は まるで海の中を走ってるようですよ
千と千尋の神隠しで
水の中に汽車が走ってるじゃないですか
あんな感じですw
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都市の風景 水, 4月 7, 2010