日経ネット関西:http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001833.html
大阪駅をエコビルに――JR西、太陽光発電や屋上緑化
太陽光発電パネルは駅ホーム西側の屋根約2000平方メートルに設置する。今回の改修で新設するドーム屋根や南側のアクティ大阪の陰にならず、日の当たる時間が長い場所を選んだ。
百貨店「ジェイアール大阪三越伊勢丹」が入居する予定の新北ビルでは、雨水活用システムを導入。ドーム屋根に降った雨水を集めてトイレなどで活用する。1日700トン程度の節水効果が見込めるという。
新北ビルとアクティを結ぶ大阪駅の通路には、霧状の水を吹き付ける「ドライミスト」装置を設置。噴霧エリアの気温を2―3度下げる効果がある。同社は08年度から環境対策を経営の重要項目に掲げており、列車運行システムでも新しい省エネシステムを導入する。